私は、今現在も毎日仏壇に手を合わせこんなお願いをしています。
仏様にお願いをするなんておかしな話かもしれませんが・・。
「娘が生涯幸せでありますように。」
「娘の大好きなママがずっと元気でありますように。」
私は、神様を信じません。
神様が人間を創造したのではなく、人間が神様を創造したんですよねきっと。
娘に障害があるかもと思った時、藁にもすがる思いで色々やってきました。
最終的には、お墓にいったり、仏壇に手を合わせ、
「私の娘に限ってそんな事はない。どうか何も障害がありませんように・・・」と。
神様を信じていないのに、神社などにも行き神様に祈ったりもしていました。
1、2歳の頃から娘に何かあると、少しづつ疑いが大きくなった。
ミトコンドリア病の疑いもあったし、歩行できるかも分からない状態だった。
障害がある事を確信してからは、祈る事がどんどん変わっていき、
「せめて歩けますように・・」
歩けるようになると今度は、
「せめて会話ができますように・・・」
人間って欲張りですよね。
ないものねだりで。
結果、ミトコンドリア病でもなかったし、歩行もできたし、会話もできた。
このまま成長すればきっと大丈夫。
もしかしたら障害の疑いは勘違いかもとまで思った。
しかし、知的障害という事実は変わる事はありませんでした。
離婚して元嫁と娘と離れ、以前よりは乱れる気持ちは落ち着きました。
たまに無性に娘が愛おしくなったり、色々考えてしまいますが・・・。
そんな私は今日も、「娘が生涯幸せでありますように。」と手を合わせた。
祈ってばっかりいる自分がどこか情けなくも感じたりします。