私は娘によくたくさん質問します。
それは、試す為、色々覚えさせる為、どこまで把握していてどこまでできるのか知る為でもある。
そんな私が、娘と会う度に必ずする質問がある。
「誰が一番好き?」です。
この質問は、娘が言葉を覚えてからずっとしています。
ついつい会話のネタにもなるし聞いてしまうんですよね。
はじめはママが一番で、私が二番でした。
幼稚園生くらいになった頃だったかな
「誰が一番好き?」と尋ねると、「パパとママ」と答えたのです。
一時的ではなく、離婚した後もそうやって答えてくれました。
しかし、ある日いつものように聞いてみると、ママが一番で、私が二番になっていました(笑)
離婚してから会う回数も減ったし当然です。
私は特に気にする事はありませんでした。
つい先日の事です。
娘に会った時、また「誰が一番好き?」と尋ねました。
娘:「ママー」
相変わらずママがずっと大好きなんです。
私:「パパは何番?」
娘:「五番!」
私:「え?パパ五番?」
娘:「うん」
思わず大笑いしてしまいました(笑)
これは大事件です。
娘に一番から五番を教えてもらいました。
娘:「一番はママー」
私:「うん。二番は?」
娘:「二番は〇〇君」
私:「三番は?」
娘:「〇〇(元嫁の母)」
私:「四番は?」
娘:「〇〇(元嫁の父)」
私:「五番は?」
娘:「パパー」
私はまた大笑いしました。
ちょっとツボに入ったらしく、しばらく笑い続けました。
3分間くらい笑っていたかもしれません(笑)
私:「あーそうなんだ。パパ五番なんだー。ハハハー」
気付いたら涙が流れていました。
当たり前ですよね。
パパは全然側にいないもん。
いつも寝る時、必ず絵本を一緒に読んでいたパパはいない。
お風呂の鏡で、必ず文字を一緒に書く練習をしたパパはいない。
娘が嫌いで苦手だった元嫁の母の事を好きになったのには驚いたな。
ずっと嫌いって言ってたのに。
会う頻度が増えたから打ち解けたのかな?
側にいないからそんな事すら分からないや。
全然パパには分からない。
なんか寂しい気持ちも正直ありましたが、私の存在が徐々に薄れていく事は良い事なのかなとも思いました。
パパが一番のままだったら、きっと寂しい思いさせるし、辛いだろうから。。。