娘は、知的障害なので色々苦手な事がたくさんあります。
過去に何度も書いていますが、娘に一番ハンデがあるのは運動神経です。
今でこそ、それなりの運動神経はありますが、同世代の子と比べると差は歴然です。
ジャンプができるようになったのも、階段を一つ飛ばしで上がれるようになったのも最近の事です・・・。
自転車は補助輪なしじゃ乗れないし、ブランコや鉄棒はできません。
徒競走もビリで、とにかく運動神経は相当悪いです。
昔からよく転んでばかりいたので、膝や腕などあちこち怪我していました。
ソファーから落ちて骨折した事もあります。
そんな娘と最近、公園に行きました。
散歩していると、早速段差につまづいて転びました。
私は、心配そうな顔で娘を見ていたらしく、
娘:「気にしないで!」
パパ:「大丈夫?」
娘:「うん。痛くない。怪我してしないよ。だから気にしないで!」
気にされるのが嫌なのか、必死に大丈夫アピールをしていました。
娘:「〇〇(自分の名前)はすぐこけちゃうから。」
これを聞いた瞬間、また涙腺が弱い私は涙がでそうになりました。
すぐ転びやすい事分かってるんだなぁ。
私の中で何かがこみあげてきて、思わず娘を抱きしめてしまいました。
私は娘の運動神経を考え、池の周りは歩かないように、高いところには登らないように、とにかく危ないところには一人で行かないように伝えました。
それは今日だけに限らず、この先ずっと意識していてほしい。
幸いにも、娘はすごい臆病でこわいところには自ら行きません。
結構、危険を娘なりに察知しているようです。
どうか、どうか、大怪我だけはしてほしくないと願う毎日です。